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カウボーイ ビバップ スロット 「GoogleのChrome OSが今から1年後に登場したとしても、同OSが企業市場に本格的に進出するには10年かかるだろう」――米市場調査会社IDCのアナリスト、アル・ヒルワ氏は米eWEEKの取材でこう語った。

 Googleは11月19日、Chrome OSのコードをオープンソースで公開した。ヒルワ氏によると、Googleとパートナー各社が同OSをNetbookで採用してもらうには、熱心な売り込みが必要になりそうだ。Netbookは基本的に、Webアプリケーションにアクセスする機能を備えた小型ノートPCを指す。一部のNetbookはCD-ROMドライブを装備しておらず、ユーザーはソフトウェアをローカルでマシンにインストールできない。

 Chrome OSがオープンソースとして公開されたイベントで行われたデモの中で、Googleの製品管理担当副社長のサンダー・ピチャイ氏は、Chrome OSが7秒で起動できることを示した。これはMicrosoftのWindowsおよびAppleのMac OS Xよりも圧倒的に高速な起動だ。Googleは、Chrome OSの起動プロセスを削減あるいは統合することによって高速起動を可能にしており、同OSは極めて軽量であるようだ。

 GoogleがChrome OSを搭載したNetbookのユーザーに選択肢を与えずに、すべてのアップデートをクラウド内で行うという方式は、一部のコンシューマーに歓迎されるかもしれないが、企業にはなかなか受け入れられないだろう。

 「クラウドベースのアップデートが問題を解消することにはならない。アップデートが時々勝手に行われることによって混乱が生じるだろう。企業はそういったことを好まない。Googleはこの方式に賭けているが、どんな結果になるか興味深い」とヒルワ氏は語る。

 ヒルワ氏によると、マシンにローカルアプリケーションをダウンロードする機能を備えないChrome OSをGoogleがリリースしようとしていることにも驚いたという。つまり、Chrome OSとChromeブラウザは、Webアプリケーションしか実行できないということだ。同氏は次のように付け加えている。

 「Netbookユーザーはそれで我慢できるだろうか。また、彼らはすべてをクラウド内に保存したいと思うだろうか。Chrome OSの普及に伴い、オフラインアプリケーションが登場し、データもオフラインで利用されるようになるだろう。フラッシュメモリを備えたマシンも登場し、ユーザーはデータをローカルに保存するようになるだろう。この状況を避けるのは不可能に近い」

 こういった理由により、Chrome OSは最初の5年間はコンシューマー市場で注目されるにとどまり、同OSがエンタープライズコンピューティング市場で5%のシェアを獲得する可能性が出てくるのは10年先だろうとヒルワ氏は予測する。

 Chrome OSがそのレベルまで普及した場合、Netbookメーカーの中には、Microsoftに価格的なプレッシャーをかけるために同OSに関心を示し、それを試してみるという企業も出てくるだろう。「市場は新しいものを試す準備があるが、新しいOSが実質的なシェアを獲得するには長い時間がかかるため、GoogleはこのOSでは継続的にマーケティング活動に取り組む必要がある」と同氏は指摘する。

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